日本のCAEマーケティングと推進をサポート

な行

内 力
物体系や質点系の内部において、各質点間に働く力。

内部流
管の中の流れのように壁により囲まれた領域の中を流体が流れること。

ナビエ・ストークス方程式
流体工学において、粘性と圧縮性を持つ流体の運動の法則を表す方程式。

2次元解析
対称性のある解析対象物を2次元と捉えて効率的に解析すること。

二次要素
要素の角の節点と節点の間に中間節点を持つ要素で、高次要素ともいう。
解析精度は高くなる。

ニュートンラプソン法
方程式の解を近似計算する一般的な数値計算手法。単にニュートン法ともいう。

ニュートン流体
流れのせん断応力がせん断変形速度に比例する粘性を持つ流体で、水、空気、油など。

ねじり荷重
ねじを留めるように、物体の軸線に直角方向のモーメントを発生させるような力。

ねじり試験
材料にねじり荷重をかけ、弾性限度、ねじり弾性係数、ねじり破断係数、
ねじり強度などを算出するもの。

熱応力解析
温度の上昇などによって物体が膨張し、それにより応力や変形が生じる現象を解析するもの。

熱可塑性
加熱すると軟化して、成形しやすくなり、冷やすと再度硬くなる性質。

熱可塑性樹脂
融点まで加熱することで軟化し、成形できるような樹脂のことで、
一般のプラスチックなど。

熱硬化性樹脂
加熱で硬化し、もとに戻らない樹脂のことで、焼付塗料、表面処理などに使われる。
エポキシ樹脂など。

熱伝達率
流体と物体の間の熱の移動を扱う係数で、単位面積、単位温度、
単位時間あたりの伝熱量。

熱伝導率
物体の内部における熱の移動を扱う係数で、熱流束密度を温度勾配で割った量。

熱ひずみ*
物体が熱せられた際あらゆる方向に膨張して起こるひずみ。

熱膨張係数
単位温度あたりの、温度の上昇よる物体の長さや体積が膨張する割合で、熱膨張率ともいう。

熱流束
単位面積を流れるエネルギー量(熱流量)。

熱流体解析
熱伝導、乱流、混相流、反応、燃焼、空力音響など、熱と流体に関わる解析を行うもの。

燃 焼
物質が、酸素あるいは塩素やフッ素と化合して光や熱を出す現象。

粘 性
流体の抵抗力は変形量ではなく時間の進行により、
早く変形させると大きな力が必要となるなどの性質。

粘性抵抗
流体の粘性により生じる抵抗で、流体の速度に伴い分子の移動速度が
大きくなると粘性抵抗も大きくなる。

粘性摩擦
物体に接触してその表面に流体がある場合に働く摩擦力。

粘性率
流体の粘りの度合いを示すもので、粘度や粘性係数とも呼ばれる。

粘性流体
粘性を考慮する場合に流体を粘性流体と呼ぶ。空気などは粘性を無視して取り扱うこともある。

粘塑性
粘性、塑性両方の性質を持つもので、大きなひずみや変位を伴う高温金属成形など。

粘弾性
粘性、弾性両方の性質を持つもので、プラスチックは粘弾性である。



cae_hitokoto.jpg

索 引

__あ行____か行____さ行

__た行____な行____は行

__ま行____や行____ら行

__わ行

A ~ Z