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あ行

アイソパラメトリック要素
要素の座標変換に形状関数を利用するもので、高次に対応しやすく
精度を改良できるなどの特徴がある。

アスペクト比
2次元の形状の長辺と短辺の比率のことを言い、要素形状の良否の判断に使われる。

アセンブリ
単体のパートの集合パーツを様々な条件で組み合わせたもの。

アダプティブメッシュ
計算結果に基づいてメッシュを自動的に改良し解の精度を
上げられるようにするメッシュの機能。

圧延加工
金属加工のひとつで、回転するローラーの間に金属を通し
大きな力を加えて塑性加工すること。

圧縮成形
圧力と熱を加えて加工する成形方法のひとつで、主にプラスチックなどに使われる。

圧縮性流体
圧力や温度による密度の変化が大きい流体で、超音速や衝撃波など。

圧電解析
圧電性のある材料を用いた構造物の固有値や周波数応答など、
構造特性を解析するもの。

圧電素子
力を電圧に変換する素子のことで、センサやアクチュエーターに利用されている。

圧力荷重
単位面積あたりの力(圧力)を解析(荷重)条件として入力したもの。

アニメーション表示
解析結果などで事象の変化をより理解しやすくするために
連続的な動きで表示すること。

合わせこみ
実験解や理論解と比較しCAEの解析結果に整合性があるようにして
実用化できるようにすること。

安全率
物体の安全性を示す数値で、物体(材料)の限界応力/許容応力。
大きいほど安全と言える。

位 相
振動などの周期的な運動において、ひとつの周期中の位置を表す量。

位相角
任意の位相における、時間などの横軸に対する値。

位相最適化
寸法を変動させるだけでなく、形そのものを設計領域内で変えて
材料配置の最適化を図るもの。

板 厚
薄板形状の物体を扱う際、特に板成形などで、形状や要素の設定あるいは
解析結果の評価対象の一部となる。

板厚減少率
プレス成形加工の解析において、板材の厚みが加工によって減少する割合。

板成形
金属板材のプレス成形のことで、解析においても、ひとつの専用分野として区分される。

位置エネルギー
質量 × 重力加速度 × 高さ。ある位置において持っているエネルギー。
ポテンシャルエネルギー。

一次要素
要素の角の部分にのみ節点を持つ要素で、低次要素とも言う。

異方性
物体の性質が方向によって変化する、弾性率が変化する性質。

異方性体
複合材料や、木材など方向によって性質・弾性率が異なる異方性を持つ物体。

陰解法
非定常の解析において用いられる解法のひとつで、
事象が比較的ゆっくりと進む現象に向いている。

インターフェイス
CADやCAEなどのソフトウェア間でのデータ互換性などを指す。

インボリュート曲線
歯車の歯形に一般的に使われる曲線。
固定された円に巻きつけた線をほどくときの先端が描く曲線。

ウェルドライン
樹脂流動解析の結果のひとつ、流動する樹脂の先端会合部分にできる細い線状痕を指す。

渦電流
導体を磁界の中で移動させたり、磁界が変化する中に導体を置いたとき、
導体に発生する渦状の電流。

運動エネルギー
速度vで運動している質量mの質点が持つエネルギーで、 (1/2)mv2

運動解析
人体や運動を行う構造物の、位置、速度、加速度などの運動の状態を解析するもの。

運動方程式
質量×速度二乗/2。運動している状態で持っているエネルギー。

永久ひずみ
物体を引張っていき弾性範囲を超え、引張力を緩めてもひずみは0に戻らず残った状態。

エッジ
3次元のCADモデルなどで、面の端の境界部分を指す。

エリア
境界条件を設定する、メッシュを細かく切る、解析結果を詳しく見るなど
特定の局所的な場所。

円座標
2次元の極座標で、中心からの距離rと、角度θで表わされる。

遠心力
回転運動をする際に、回転の中心から見て外側に向かおうとする力。

延性材料
塑性を経てから破壊する材料で、例えば金属などが延性材料である。

円筒座標
3次元の極座標で、2次元に投影した場合の中心からの距離rと、
角度θおよび、高さのzからなる。

オイラー方程式
流体工学において、粘性のない理想流体の運動の法則を表す方程式。

応答曲面
品質工学などに用いられる手法において、ある数の予測変数から予測される
応答を近似関数にしたもの。

応 力
強度設計の基本的な評価値のひとつで単位面積あたりの力。

応力集中
ある局部的な領域に著しく高い応力が生じることで、き裂の先端などに現れる。

応力寿命
構造物に一定の荷重あるいは製品として実際に連続的に付加される荷重を
繰り返しかけて寿命を評価するもの。

応力振幅
疲労負荷における、ひとつのサイクル中の最大応力と最小応力の差の1/2。

応力伝播
衝撃波などによって、応力が固体中を伝わり、構造の応答が局所的なものから
全体へと遷移すること。

応力ひずみ線図
引張試験により実験的に求めるもので、材料によって異なる応力と
ひずみの関係を表すもの。

オートクレープ
内部を高圧力にし、温度と圧力で加工をするための装置で、複合材の加工などにも使用される。

大ひずみ
ひずみが微小ではない大変形を指す。

押出加工
原料に圧力をかけて金型から押出し、棒やパイプ状の長い製品を作るための成形方法。

オプション
標準で用意されている機能以外のユーザーの選択可能な機能やソフトウェア。

重み関数
要素の面積、体積等を有限個の点で精度良く求めるための補間関数。

重み付残差法
微分方程式を数値計算したときに発生する誤差(残差)に重みを付けて最小化し、
より良い近似解を得る方法。

音響解析
音源と、音響伝播や吸音効果を加味して、対象となる領域での音圧分布などを解析するもの。

音響経路
音の直接経路や間接経路などの伝播経路のこと。

音 場
音波が存在する空間のこと。



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索 引

__あ行____か行____さ行

__た行____な行____は行

__ま行____や行____ら行

__わ行

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